自然の中に。
自然の中に行くというのは、簡単なようで難しい。
バスを使って職場と家の往復。
自然は見れるけど、感じることはできていない。
しいたけ占いに「自然の中で五感を感じろ」というようなことが書いてあって、「自然の中、行きたい!けど、そんな気力、今は無いんだ。。」としいたけさんに心で悪態ついてたのだ。
先日、タイミングが来た。
知人の撮影にモデルとして使って頂き、連れて行ってもらった、
海…!!!
わーい!!!
打ち寄せる波を足で感じる。
海の中に、ポツンと自分がいる。
海は誰がいようがおかまい無しで、
波を引いたり寄せたり。
空と海と風と。
波の音、気持ちがいい。
いつもの生活から離れて、
五感を使って感じる。
それはとても必要なことだったのだ。
(しいたけさん、ごめんなさい)
気持ちが少しリセットされて、生きる気力がチャージされる。
写真は繭さん。
https://www.instagram.com/cocoon0420
可愛いだけじゃなくって
掴めそうで掴めないような世界観の写真を撮る、
素敵な女性です。
楽しかったー!!
空を見上げると
誰にも気づかれないくらいの、うっすらとした虹が架かっていた。
露天風呂に入っていたら、急に過去のことを思い出した。
少しネガティブな方向に行きそうだった瞬間、
虹を見たら「世界は捨てたもんじゃない」と訳もなく思えて、気分が落ち着いた。
慰められたのかもしれない。
とりあえず、温泉最高。
目まぐるしく、しあわせな日々
3月から5月まで続いた目まぐるしさ。
新潟で野村佐紀子さんの写真展「Ango」の開催が決まり、私も少し関わらせて頂いたので、この期間、頭の中は「Ango」でいっぱいだった。
その世界は私の好きなものであり、憧れていた場所でもある。
それを間近で感じられたことと、展示を観に来てくれた友人知人が沢山いたこと、観に行けないけど気にしてくれる人もいてくれて、なんともしあわせな期間だった。
新しい人たちに出会えたこと。
美しい世界に触れたこと。
本気で作ってる人たち。
あの日々を忘れないように生きたいけれど、なにぶん私の忘却力は高め。
少しでも忘れないように、何度も何度も、頭の中で日々を反芻している。
そこにしがみついてばかりではいられないから。
私の日々を生きなければなぁ。
ALL YOURSさんが新潟に来た
ALL YOURSさんが沼垂のKadoさんに来た。
CAMPFIREのクラウドファンディングで知ったアパレルブランドALL YOURSさん。「3時間で乾くジャケット」とか「色落ちしない黒いパンツ」とか、機能面の面白さにワクワクして、去年から追っかけていた。
そして今回の「SECOND LIFE」という考えかた。自分の持っている服のアップデート。撥水加工ができたり、汗の匂いを吸い取る加工ができたり、お気に入りの服を「使い捨てではなくアップデートしていく選択肢」。
これはいいぞ!と思いつつ、自分の服を頭に浮かべると、そこまで「お気に入り」が出てこないのだ。
袖を通した時にワクワクする服って、最近あっただろうか…。
いま手元に残しておきたいと思える服は10年前くらいに買った服が多い。買うのが楽しくて、着るのが楽しくて、私の体温が移っている服だ。
今持ってる服との違いはなんだろう。
安い服だからと妥協して買っているわけではないけど、「この服を着るぞ」という気持ちは、確実に10年前に負けている。
正直、着たい服が全く想像できない。お店を見ても着てみたいと思わない。金銭的な問題で好きそうな服屋は寄らないというのもある。
金額の許す範囲で、デザインやシルエットに妥協はしてないけど、これでいいやで終わってる。
もちろん、消費の仕方は全体的に変わっているので、昔と同じ買い方が正しいとは思わないけど、心を蔑ろにしていないだろうか。
そうか、「自分」を置き去りにしてたんだな。本当は作り手の思いが伝わってくる服が着たいのに。
ALL YOURSさんの服を実際に着てみて着心地が良かったのと、一番は作ってる人の話を聞きながら触れられたというところで、今回CAMPFIREで支援をする。
久しぶりに試着してワクワクした。せっかくだから今まで着たことがないカラーに挑戦するので、どう着ようか今から想像して楽しんでる。
とても良い消費をしたと思っている。
今回の体験が、洋服に限らず全ての消費を見直すきっかけとなったのはいうまでもなくって、これからの自分のためにも今回の感覚で買い物をしていきたいなぁ。
新潟でALL YOURSさんの服に触れられるとは思ってなかったので、Kadoさんには感謝!
水道凍結と乱れる食事
少し前、氷点下になった新潟。
私の住んでいる地区は水道が凍結したところが続出した。一人暮らしを初めて10年以上になるけど、初めての経験だった。
ガスは使えるから調理はできる。でも洗い物はできない。結果、容器ごと捨てられるように出来合いの惣菜などになる。
何を選ぶか、これがなかなか難しい。
この期間の勤務がイオンが近いので、そこで調達するわけだが、まず、どれも美味しそうじゃない。
そして価格が微妙に高い。
このクオリティでこの値段かぁ。。。うーん。。。。
渋る心。
なぜなら、この数ヶ月はまともな食事に直している、移行の時期だったのだ。
(健康診断が思ったより悪い結果だったので…)
少しずつヨガをしたり、瞑想をしたり、健康的になってきていたのに。
惣菜やお弁当の野菜が美味しそうじゃないなぁ。。
2日ほどイオン飯にしたら、案の定お腹周りが太った。すぐに体に出る。分かり易すぎる…。もっと消化してくれていいんだよ。アグニを(アーユルヴェーダでいう消火の火のこと)燃やしてくれていいんだよ…。
ビジネスホテルに泊まった時の、暖かい部屋と温かいお湯が出ることへの感動。(ついでに久しぶりのテレビにも感動。家にテレビがないので)
友達の家に泊まらせてもらった時の、美味しいご飯と優しさへの感動。久々のおしゃべりが止まらない。
そして、家に戻った時の自分の空間に感動。といっても、ズボラなのでキレイではないんですよ。ただ、自分のいた空間に戻れた、という安心感はものすごく感じた。
まだまだ寒波は続くよう。
春が待ち遠しいなぁ。
新月メディテーション
ヨガスパさんでグルジのラージャヨガ+新月メディテーション。
グルジのクラスは哲学付き。いつも分かりやすくて、驚きがある。記憶力は良くないので、覚書として。
「今日は新月なので、瞑想を長めにやりましょう。20分くらい」
「水が動かなければ、下に溜まったゴミは上がってこない。水が動くとゴミで濁ってしまう。動かずきれいでいれば、光を反射できる。」
瞑想をしやすくするために、体を動かしていく。
「いつも目撃者の感覚で。体や心から離れる。MY LIFEでなく、 LIFE。 自分(MY)があるとエゴになる。」
今日はすーっと瞑想に入れた。心がいつもより落ち着いていた。グルジの声は聞こえてるけど、空気と一体化してる感じ。
不思議な体験だった。
20分、目を閉じてること、動かないことが苦ではなく、眉間に集中する感じ。時々違うことを考えてしまうけど、それも全部が繋がっているというか、変な言い方だけど、時空を超えているようだ。
眠る、意識がなくなる前の、一歩手前にも似ている。
過去のことを思い出し、私は過去へ行っていた。
未来を想像し、私は未来へ行っていた。
そして眉間に戻り、私はここにいるようで、違う空間にいた。
目を開いて、肉体に戻った。
よくよく考えれば、人間は常にこんな風に自然に生活しているんだよね。
思い出すこと、想像することで、過去へ未来へ、場所だって越えているんだ。
「常に光を」
クラスが終わった後、急に自分が生きてるのか不安になった。この世界は本物なのか?私が観ているのは映像で、私なんて存在しないんじゃないか。(マトリックスみたいな感覚かも。)
目の前の先生は本物か?
この美味しいカレーは本物か?
感じている感覚は?
喜びってなんだろう?
そんなことを考えながら、久しぶりの美味しいカレーを食す。やっぱハヴァナのカレーが好きよ…。やさしくて美味しい。
パコラもっと食べたーい!
胃袋に余裕があれば…。
未消化になっては元も子もないしな…。
あー、私はどこへ行きたいんだろう。