8月のチキン
ふとした時、「あの人に会いたいなぁ」と思えることは幸せだと思う。
それと同時に怖くもある。
その「会いたい」は依存ではないのかな
甘えたいだけじゃないのかな
ぐるぐるぐるぐるといろんな感情が入り混じる。
今年の8月は見事に感情が振り回された。
夏の暑さもあり、身体もしんどくて、仕事もうまくいかなくて、どんどん沼にはまっていった。
その沼にはまると人を羨んだり、寂しかったり、自分を信じられなくなったりして、はまってる間は、なーんにもうまくいかないのだ。
今年はいい年って書いてなかった?と星占いを何度も読む。何度読んでも内容は変わらないのに。
好きな音楽を聴いてもだめ。映画を観てもだめ。
不安だけが残って、それは疲れになった。
そして動きたくなくなる。
怖いのだ。
何をしても、誰かの反応が怖いし。
気になってることも、動けずにそのままにしてる。
それを月末まで…引っ張った。
引っ張ったなぁ。しんどかった。
沼から救ってくれたのは友人だ。
動けない私の背中を押してくれた。
前に一歩、進む勇気をくれた。
それは本当に些細なことなんだけど、それすら出来なくなっていた。
小さい一歩を踏み出せた。
その後の開放感ったら。
自分の知ってる、優しい世界が戻っている。
私の目に移る世界は美しい。
心が弱ってる時は、気になってることに対して動けばいいのか。(まぁ、それが難しいんだけど。)
気温が落ち着いてきた。
夏は少しずつ、ここから離れようとしている。
9月がやってくる。