My LIFE

ゆるめな日々。

・ ・ ・ ・ ・ ・

友人のお母さんが亡くなった。

 

「今朝、母が亡くなりました」
急だったこと、明日会う予定をしていたこと、


そして、「しっかり見とどける」という締めくくり。


なんの物語がはじまったのだろう。
そんなことが、頭に浮かぶ。

頭に入ってくる「突然の死」は、
彼女に返す言葉を考えさせてくれない。

そして、いつも世界は「他人事」で過ぎていく。当事者にはなれない。

 

 

 

私は、母がだんだんと弱っていく姿を見て、
お別れをした。
母の体はみるみるのやせ細り、
歩くのもしんどくて、父が腰を持ち上げると、
ひょいっと、軽々と体が持ち上がる。

 

あぁ、この人は死ぬんだな。
と会いに行くたび思っていた。

 

それはそれで悲しいし、怖かったのだけれど、
お別れが近いのだという心の準備はできていた。

 

突然の母の死と向き合うことになった友人は
どんな気持ちでいるだろう。

 

優しさと強さを持ってる人だから
現実をじっくりじっくり受け入れようと
自分と向き合ってるに違いない。

 

次に会う時は笑顔で会えるだろうか。

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